MAN WHO 2″ DVD本日発売です!
スケートボードに夢を描いた一人のフィルマーと数多のスケーターが生み出した本作 ”MAN WHO 2”
現代において希薄になったと言われがちな人間と人間との繋がりを改めて問うようであり、 スケートボードの原点とスケーターの人生を感じさせる一本である。
東北地方は仙台を拠点とする横江和也が手掛けるインディペンデントスケードボードビデオ”MAN WHO”の二作目となる本作は、 前作のリリースから約二年、東北に留まらず日本各地のスケーター達との熱いセッションを求め旅から旅を重ね完成した思いのこもった作品。変わらずVX-1000にこだわり、車を走らせ続け撮影された映像の数々は北は山形、南は熊本にまで及ぶ“MAN WHO”の醍醐味とも言える、決して奇抜とは言えないが緩急のある撮影方法とオーソドックスな編集が、ビデオ内のオリジナルサウンドを提供した大分県の実力派トラックメイカー御手洗優のトラックと織り成す世界観は”MAN WHO”の新たなステージ。
本作でパートを持つスケーターは、阿部直弘・菊地祥太・阿部能人の三名。特に昨年BOARDKILL ISSUE#28 で表紙を飾ったCONSOLIDATEDの菊地祥太はダーティープリンスという異名を持つ東北随一の実力者ながら、ここ数年ソロパートを発表することなくアンダーグラウンドに潜んでいた彼の渾身のフルパートをお披露目。三名各々の個性溢れるフルパートは勿論、全国各地に散らばるスケーターを自らの感性でフィーチャーした充実のカオスパートも大きな見所。特に本編後半、仙台のBridge・大阪のSHREDのフローのぶつかり合いを感じさせるカオスパートはまさしくスタイルウォーズ。映画“根っこは何処へゆく”の監督としても名の知れた野中克哉を尺八奏者とした、スケートボードと古典本曲の融合も新たな試み
またDVDボーナスとして2015年にYOUTUBEに公開され人気を博したモンタージュ作品”ブレス”を収録